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ROX9.1のゴーストレース機能が楽しそう

SIGMA ROX9.0の後継機、ROX9.1の情報がボチボチ出てきました。

ROX9.1

SIGMA ROX9.1 (SIGMA SPORTS)

目新しい機能としては、

1. 推測パワーの表示
2. Expansion(クランク1回転で進む距離)表示
3. ゴーストレース機能


といったあたりでしょうか。

パワー表示は、パワータップなどのようにひずみ計からのデータを受信するタイプではなく、走行データとあらかじめ登録しておいた係数から推定パワーを割り出すというもの。なのであえて「計測」とは書かず「推測」としました。
公式サイトによると「バイク・タイプ、ポジション、バイクおよび乗り手重量、身長、肩幅、スピード、斜度、ケイデンス」で算出するそうです。肩幅関係あるのか。。

風の影響をどう考慮するかについては明記されていないので、おそらく影響の少ないヒルクライムなどで目安程度で見る感じなのかなと。
ちなみにパワータップを出しているサイクルオプスのパワーキャルだと心拍数が係数に入っているのにROX9.1は入っていないあたり、ちょっと興味深いです。

Expansionは前述の通りクランク一回転で進む距離を表示するというもの。
おそらくギア比、ケイデンス 、スピードの対応表を内部に持っていて、ケイデンスとスピードからギア比を割り出し、そのギア比で一回転した時に進む距離を表示しているのではないかと。想像ですが。
使いどころとしては、ギア比が視覚的にわかるので、単純にシフトインジケーターとして使ったり、アウターとインナーで重複するギア比を確認したりといった事ができそうです。

三つ目はゴーストレース。これは一番楽しそう。
過去の自分の走行データから任意の区間を選んで本体にアップロードしておくと、次に同じコースを走る時に走行データをリプレイしてバーチャルな対戦相手になってくれるというもの。

ROX9.1 GHOST RACE

こんな感じで対戦相手(過去の自分)との差が表示されます。マイナスだと先行されてるという事。これは熱くなりそう!
使いどころとしてはヒルクライムやTTの練習に取り入れてゲーム感覚で対戦するとか、本番でベストタイムのデータをペースメーカーとして使うといった感じですかね。
同じ機種を使っている人同士ならデータを交換して対戦する、なんて事もできそう。(一緒に走れよ、って話ですが)

こうして見るとなかなか面白そうな機能が増えていて、正常進化したと言えるんではないでしょうか。
値段はいくらになるんだろ・・・。

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  1. 2011/12/10(土) 00:19:14|
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シグマROX9.0 / DATA CENTER2.0 簡易マニュアル

SIGMA ROX9.0

ほとんど自分用メモですが、ROX9.0と専用ソフト「DATA CENTER2.0」は日本語の情報が少ないのでよく使う機能などをメモ。

ROX9.0編

ボタン配置
[1] [2]
  [5]
[3] [4]


・ 基本操作
メニューの横移動は[3](←)と[4](→)、縦移動(階層の移動)は[1](↑)と[2](↓)で行う。
中央の大きいボタン([5])はログの記録/停止とルートポイント追加の時しか使わない。

・ ログブックの記録を開始する
[5]を2秒以上長押し → [3][4]でログの記録間隔を選んで[2]を押すとスタート。ストップする時も同じ操作。
記録はオートなので休憩中にいちいちストップさせる必要はない。
ログの記録間隔を短くするほど精細なログがとれるが、それだけ記憶領域を多く使う。記憶領域が一杯になるまでの時間は、空っぽの状態からスタートしたとして5秒間隔→14時間、10秒間隔→28時間、20秒間隔→57時間、30秒間隔→85時間。

・ 言語設定を工場出荷時のドイツ語から英語にする
起動直後、"Favoriten A"と表示された状態から、[3]を1回 → [2]を6回 → [4]を1回 → [1]を1回、でEnglishになる。
DATA CENTERと接続すればPC側からも設定できる。(DATA CENTER編参照)
ちなみに日本語設定は、ない。

・ 前回の走行記録(トリップバリュー)をリセットする
メインメニューで"Favourites A"か"Favourites B"を選び、[1]を2回 → [1]か[2]でセーブするかを選び、次の画面でリセットするか聞かれたら[2]を押す。
ちなみにトリップバリューをリセットしてもログブックに記録したデータは消えない。

・ トリップバリューとログブックの違い
トリップバリューは何も設定しなくても走ると勝手に記録される基本的な走行データ。走行時間、走行距離、消費カロリー、平均ケイデンスなど。直近7つのデータまで記録できる。
ログブックは[5]ボタンで記録する詳細な走行データ。指定した秒間隔ごとに心拍数や速度、高度などを記録し、後からPC上でグラフ化できる。
ただし、ROX9.0の記憶領域を超えるとそれ以上はログがとれなくなる。なので定期的にPC上から過去のログを削除する必要がある。ROX9.0本体の操作ではログは削除できない(たぶん)。
→本体からもログを削除できました。yoheiさん情報感謝!

・ ログブックを削除する(本体から)
記憶領域が一杯になるとログの記録がストップしてしまうため、定期的にログを削除する必要がある。
本体から消すには、メインメニューの"Data Memory"を選んで[2]を2回 → "Logbook"を選んで[2]を2回 → さらに[2]を2回押すと最新のログ情報が表示されるので、ここでさらにまた[2]を3回押すとリセットできる。
これをログブックの数だけ繰り返すと、最終的に"Logs Empty"と表示される。これで完全に消去できた事になる。

・ ルートポイントを追加する
走行中に[5]ボタンを短く押すとルートポイントを設定できる。これは、後でグラフを見た時のためにメモしておけるマーカー的なもの。例えばヒルクライムやTT区間のスタート地点とゴール地点でそれぞれ押しておけば、ストップウォッチで測らなくても後でグラフ上から正確なデータ(タイムや平均時速など)を切り出せる。

・ 標高データ(Altitude)をリセットする
まずベースとなる標高データを登録する。[Setting] → [Home Alti.]から3つまで登録できる。とりあえず自宅の標高だけ登録しておけばOK。
調べ方は、「ウォッちず」で自宅の場所を開き、自宅から一番近い場所に書かれている数値を標高値とする。(ところどころに書かれている数値が標高データ)

次にこれをリセットする方法。たまにリセットしないとどんどん高度が上がっていってしまう。リセットするには、[2]と[4]を同時に長押しすると「Adjust Alti.」という画面になるので、[3][4]で先ほど作成したベースの標高データを選択して[2]を2回押す。これで設定値に戻す事ができる。

・ バックライトON/OFF
[1]と[3]を短く同時押しでON/OFF切り替え。

・ 心拍数を拾わない時
心拍ベルトを水で濡らしても心拍数を拾わない(高度、ケイデンス、斜度の3つしか出ない)場合、一度本体をマウントから取り外してからまたセットすると拾うようになる。

・ 電池交換の方法
こちらの記事を参照。

・ 異なるホイールサイズの2台のバイクで使い分ける NEW!
まず2台のバイクのホイールサイズの設定方法から。
[Setting] → [Bicycle I+II]の中の[Wheel Size I]と[Wheel Size II]にそれぞれのホイールサイズを入力する。

次にスピードセンサー側の設定。下図を参考にセンサー裏側にある小さいボタンをペンなどで5秒以上押す。
http://blog-imgs-45.fc2.com/p/u/y/puyan77/s-IMGP3485-2.jpg
するとセンサー表側のLEDが以下のように点灯する。(1と2で交互に切り替わる)
1. 緑が5秒間点灯 →赤が短く点灯して消える(赤に設定された状態)
2. 赤が5秒間点灯 →緑が短く点灯して消える(緑に設定された状態)

緑だと[Wheel Size I]、赤だと[Wheel Size II]で設定されたホイールサイズとして認識される。ROX9.0本体側はセンサーの設定を自動検出するので何もしなくてもよい。
センサーで現在の設定を確認する場合は、短く押して点灯した色を見ればOK。

DATA CENTER2.0編

・ 接続方法
ROX9.0をドッキングステーションに接続して(この時向きを間違えないように。ドッキングステーションで「SIGMA」と書いてある方に本体下部が来るようにセット)、緑のランプが点灯したのを確認したらDATA CENTER2.0を起動。
この表示が出れば成功。うまくいかない場合はアプリを再起動。

ROX9.0 connected

・ 言語設定を工場出荷時のドイツ語から英語にする
接続後、左のメニューから"Computer settings"をクリック → 右上の"load from computer"をクリック → コンピュータ名に適当な名前を入れる → 設定項目がズラッと出てくるので、一番上の"Computer"の中の"Language"をEnglishに変更し、"transfer to the computer"をクリック。

・ ログブックを削除する(PCから)
記憶領域が一杯になるとログの記録がストップしてしまうため、定期的にログを削除する必要がある。
接続したら、左上の"Computers"の下にあるユーザ名をクリック → 右側画面下部に"Computer Status"と表示されるので、"Log"の右側にある"Update"ボタンを押す → "Delete"ボタンを押すと削除される。
一気に全部消せるので本体から削除するよりも楽。

・ 本体からログを取り込む
本体を接続した状態で"Trip Data"を選択し、"Import Data"をクリック。
保存したい日にチェックを入れて、適当なタイトルを入力し(日本語入力不可)、"Import Data"を押す。

・ ログをグラフ形式で見る
"Trip Data"を選択し、保存したログのうち参照したい行をダブルクリックするか、左端のログアイコンをクリックするとグラフ画面に移動する。
スライダーの使い方は、始点と終点をセットすればその区間の走行データ(平均時速など)を切り出して確認できる。
Chart Optionsダイアログで"heart rate zones"にチェックを入れるとROX9.0側で設定した3段階の心拍ゾーンをグラフに重ねられる。
こんな感じ。
DATA CENTER2.0のログに心拍ゾーンを重ねる
他にも気づいたらちょくちょく追加していきます。

[追記1]
本体からログブックを削除する手順、ルートポイントの設定方法、DATA CENTERから言語を変更する手順を追加。
[追記2]
標高データのリセット手順を追加。yoheiさん情報感謝!
[追記3]
異なるホイールサイズの2台のバイクで使い分ける方法を追加。

【関連記事】
SIGMA DATA CENTERを1.1から2.0にバージョンアップしてみた
  1. 2011/08/06(土) 21:48:49|
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SIGMA DATA CENTERを1.1から2.0にバージョンアップしてみた

DATA CENTER 2.0.2
SIGMA DATA CENTER 2.0.2

今年のタキザワのカタログを眺めていてふと気づいた事。
SIGMAのサイコンでROX8.0とROX9.0以外はドッキングステーション(サイコンとPCを接続するデバイス)が別売りなのですが、それを買うと「DATA CENTER」(ログ解析ソフトウェア)のバージョン2.0が無償ダウンロードできる、とあります。
しかし自分のROX9.0に同梱されていたDATA CENTERのバージョンはなぜか1.1・・・。
無償バージョンアップできるかと思ってSIGMAのサイトへ行くと「9.95EUR」と書いてある。

でもよく探したらありました。無償バージョンアップ方法が。
ただ、手順がちょっと面倒なのでメモ代わりにアップしてみます。

基本的な流れはこのページに書かれています。
http://www.sigma-rox.com/upgrade/en/

Step1. バウチャーコードを取得する

・ 上のページからアップグレード用のソフトウェアをダウンロードし、実行。
・ ROX9.0をPCと接続せよ、と出るので指示通りにつなぐと、デバイスから読み取った情報がサーバに送られ認証される。
DATA CENTER UPGRADE

・ 認証が通ると、指定したメールアドレス宛に100% OFFのバウチャーコードが送られてくる。(送られてくるまで10分くらいかかる)
メールで送られてきたバウチャーコード

Step2. SIGMA SHOPでDATA CENTER2.0を購入(バウチャーを使って)

SIGMA SHOPへ行きDATA CENTER2.0をカートにいれ、「Order」をクリック。
・ ユーザ登録をしていない場合はここでユーザ情報を入力する。ただし、国でJapanが選べないので正しい住所は入れられない。よって住所は適当(笑)。必須項目なので何かしら入れる。
・ 注文画面にバウチャーコードを入力する欄があるので、メールで送られてきたコードを入力し、「Redeem」をクリック。
バウチャーコード入力

・ 「Update cart」するとめでたく価格が「0.00 EUR」に。
・ 「Continue order」をクリック。
・ 次画面で「Delivery method」が「Download software」、「Payment method」が「for free」となっている事を確認し、「Continue order」をクリック。
・ 「Thank you for your order」と表示される。同じ画面からバージョン2.0がダウンロードできる。

Step3. DATA CENTER2.0をインストール

・ ダウンロードしたソフトを指示に従ってインストールすれば完了。

大体こんな流れです。

実はバージョン1.1には大きな欠点があります。それは走行ログをCSVファイルにエクスポートできるが、インポートができないというもの。
CSVファイルに出力する以外にも、ソフトウェア内部に「保管」する事はできるのですが、保管したデータを他のPCへ移行する術がありません。
つまりPCを買い換えたらそれまでのログを捨てなければいけないということ。

バージョン2.0ではこの点が改良されており、*.slfという専用の形式でログのエクスポート・インポートを可逆的に行えるようになっています。
その他気づいた変更点は、

・ バージョン1.1で保管したログの移行が可能
・ 二つの走行ログの比較機能の追加(ログの重ね合わせ、心拍ゾーン円グラフを並べて表示)
・ 統計情報の追加(年間、月間、週間ごとの走行距離、時間、獲得標高、消費カロリーをグラフ表示)
・ ログデータにその日の天候や風の強さ、評価、パートナーの情報を付加できる
・ 設定メニューから日本語を選べる(ただし訳は微妙)


といったあたりでしょうか。(まだあるかも)

バージョン1.1を使っている方は、タダでバージョンアップできるので試してみてはいかがでしょう。

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ROX9.1のゴーストレース機能が楽しそう

  1. 2011/03/02(水) 23:15:34|
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ROX9.0で心拍ゾーン分布を見てみる

ROX9.0は走行ログから心拍ゾーンの分布をグラフィカルに表示させる事ができるのでちょっとご紹介。

HRゾーンの設定

心拍ゾーンは最大心拍数を入れると自動的に初期設定してくれますが、自分の好きなようにカスタマイズもできます。
設定方法は、「Setting -> User -> HR Zone 1/2/3」を選んで上限値と下限値を指定するだけ。
この時、隣り合ったゾーンのしきい値を超えて設定する事ができないので、あらかじめ境界を決めて端から順に設定していくと良いかも。
自分の場合はこんな感じに変更しました。1がメディオ、2がソリア、3がレッドゾーン?

ゾーン心拍数(bpm)最大心拍数に対する比率
1155-16480%-85%
2165-17485%-90%
3175-19490%以上

で、ログをとると以下のように心拍数(一番上の線)がどの場所でどのゾーンに入っていたかを見たり、

走行ログに心拍ゾーンをオーバーレイ
走行ログに心拍ゾーンをオーバーレイする

円グラフで全体に占める心拍ゾーンの分布を確認したりできます。

pulse zone(2/13 LSD練)
LSD(134km)

pulse zone(1/12 100km練)
チーム練(100km)

pulse zone(Tokyo Bayエンデューロ)
エンデューロレース(75分くらい)

最後のはパックマンみたいだ・・・。
こんな感じで、ざっくりどれくらいの負荷がかかったかを確かめるには十分かと思います。
欲を言えばゾーンを5つまで設定できると良かったかな。

しかしやはりレースの負荷は高い・・・。レースじゃなかったらこれだけの時間90%維持なんてできないだろうなあ。

  1. 2011/02/18(金) 20:05:15|
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シグマROX9.0のバッテリー交換

昨年の11月から使い始めたROX9.0ですが、本体のバッテリーが消耗してきて液晶が映らなくなってしまいました。
まあ工場出荷時から入っているモニター電池だし、長くはもたないだろうなとは思っていましたが。
ちなみに各デバイスのバッテリー状況は本体をPCにつなげるとこんな感じで確認できます。反応が鈍くなったとかの主観的な基準でなくパッと見てわかるのでとてもユーザーフレンドリー。

シグマ DATA CENTER バッテリーステータス
シグマ DATA CENTER バッテリーステータス画面

ROX9.0は全てのデバイスが自分で電池交換できます。
これがポラールから乗り換えた大きな理由の一つ。ポラールのスピードセンサーとケイデンスセンサーは電池が切れたら新たにセンサーごと買い直さなければならず、しかも一つ6000円ほどといいお値段。エコロジーでもなければエコノミーでもない。そこが改善されないとちょっと戻る気にはなりません。

電池交換時に注意すべきはデバイス毎に電池の種類が異なるという点。

デバイス対応電池
ROX9.0本体CR2450
スピードセンサーCR2032
ケイデンスセンサーCR2032
ハートレートモニターCR2032

CR2450ってその辺に売ってるものかと思ったら、いくつか大きめの電気屋さんで探しても見つからず・・・。結構マイナーなのかな。
なのでこちらの通販で購入しました。
5個も入って550円、送料無料。安いなー。でも5個使い切るのは何年先だろう。。

CR2032とCR2450
CR2032(左)とCR2450(右)の大きさ比較

バッテリーケースを開けるには付属のオープナーを使います。
これ、かなり小さいのでなくさないようにしなければ。

バッテリーケースオープナー
バッテリーケースオープナー

金具を差し込んで左にひねる
金具を差し込んで左にひねる

バッテリーケースを開けたところ
バッテリーケースを開けたところ

という事で無事に電池交換完了。
本体に記録されている総走行距離とかのデータも消えずに保持されていました。
他のセンサー系も全部新品の電池に換えておくとしよう。

【関連記事】
Newサイコン シグマROX9.0
シグマROX9.0 / DATA CENTER2.0 簡易マニュアル

  1. 2011/01/14(金) 06:42:33|
  2. ROX9.0
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