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ベロモービルが行き交う未来

ベロモービルという種類の自転車があります。
リカンベント(寝そべって乗車するタイプの自転車)に雨や風を防ぐための風防(フェアリング)をすっぽり被せたような乗り物で、その多くは細長い卵に車輪がついたような形をしています。

go-one3
go-one3

基本的には自転車なので環境にやさしいこと、健康にもいいこと、天候に左右されずに乗れること、空気抵抗が小さいのでスピードが出しやすいことなどから、車の代替輸送手段として注目されています。
車体は30kg超と普通の自転車に比べれば相当重いですが、それをカバーするべく電動アシストを装備したものも出てきています。
個人的には、未来の道路はベロモービルで溢れていたらいいな~と思っています。

そもそも人一人が移動するのに1トンもの鉄の塊を大量のガソリンを燃やしながら動かすのは空間とエネルギーの無駄遣いで、渋滞を増やすことにつながります。
例えば10km以内の単独移動をベロモービルに切り替えるだけでも大きな効果がありそうです。
ただしベロモービルに替えたからといって何でもかんでも良くなるという訳ではなく、逆に車線の少ない道では新たに渋滞を作ってしまったり、自動車との速度差から危険が生まれる事もあるかもしれません。

また、もっと根本的な問題として車体が非常に高価だという事もあります。
サンプルに挙げたドイツのメーカーの「go-one3」ですが、カーボンボディ、フルサスペンション、ドラムブレーキ、シマノ9速(ティアグラ)、SRAMグリップシフト、電動アシストという装備でお値段が12,995ドル(139万円)。
(139万円でもDura-Aceじゃないのかという指摘はさておき)これは極端な例としても、どのメーカーも平均して60万円程度からとなかなか気軽に手が出せる値段ではありません。

ただ、面白いと思ったのは、海外には幾らかでもその負担を減らそうとベロモービルの車体を広告スペースとして売っているユーザが少なからずいるという事。
目立つという点においてはこれ以上のモノはない訳で、なかなかいいアイディアだと思いました。
(恥ずかしがってあまり乗らなかったら意味がないけど)

価格のほかにも、夏場はサウナになるんじゃないかとか、汗をかいて視界が曇らないかとか、坂が多いと辛そうだとか、保管場所の確保が大変そうだとか気になる点はたくさんあります。
また、そもそも大げさなフルフェアリングでなくとも、リカンベントに前方から頭上まで覆うキャノピーをつければそれで十分じゃないかとも思います。(下図参照)

タルタルーガ キャノピーシステム
タルタルーガ キャノピーシステム

でも、理屈ではなく、とにかくあのタマゴ型の乗り物に乗って街を走ってみたい。
・・・って思いませんか?(笑)
【雑感】カテゴリーの記事

  1. 2008/02/09(土) 00:54:36|
  2. 雑感
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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はじめまして。
ベロモービルであふれる未来の道路、良いですね。
都内での足に使おうと、ベロモービルを予約しています。
いまはユーロ安なので高価格感は少し落ち着いてきています。

> そもそも大げさなフルフェアリングでなくとも、
> リカンベントに前方から頭上まで覆うキャノピーをつければ

目的次第と思います。
全天候型が目的の場合はキャノピーで十分と思います。
CdA最小化目的の場合は、ロケットのように、
空力的に高効率なデザインが求められるため、
フルフェアリングが必須となります。
go-oneはどちらかというと見た目重視の自由なデザインですが、
空力重視のベロモービルは、だいたい似たようなデザインとなる
傾向があります。

http://www.velomobiel.nl/
http://www.milan-velomobil.de/
http://www.fietser.be/en/index.htm
  1. 2009/03/15(日) 07:51:22 |
  2. URL |
  3. formula-cycle #-
  4. [ 編集]

>formula-cycleさん
コメントありがとうございます。
ベロモービル予約されたんですか!すごい。
ブログ拝見いたしましたが、納車は11ヶ月後ですか。待ち遠しいですね・・・。

都内をベロモービルが走ったら、相当なインパクトがあると思います。
私が見かけたらぜひとも写真や動画を撮って記事にしたいところですが、その前に見えなくなってしまうでしょうね(笑)
  1. 2009/03/15(日) 19:35:45 |
  2. URL |
  3. puyan #kY8WcqRU
  4. [ 編集]

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