タイトル

佐渡ロングライド2008参戦レポート 【当日編】

いよいよ当日の朝を迎えました。
4時前にもぞもぞと起きだして準備開始。宿はそのままチェックアウトとなるので荷物をまとめます。
ここで迷ったのが防寒対策をどこまでやるか。
天気は晴れとはいえ朝は冷え込むし、日中も潮風が冷たいかもしれない。迷った挙句、下はビブニッカー、上は半袖ジャージにアームウォーマーでいく事にしました。(結果的にはちょうど良かった)
ジャージはお気に入りの旧ゲロルシュタイナー。

宿から見た朝焼け。時刻は4時
宿から見た朝焼け。時刻は4時

宿をチェックアウトし、ツアー参加者用に用意されたおにぎり弁当を受け取ってバスに乗車。
昨日は私服だった参加者達も今日はサイクルジャージに身を包んで現れ、もうヘルメットも被っている気の早い人もいます。
スタート地点に向かう車中でおにぎり弁当を食べていると窓の外には自走で会場に向かう自転車がちらほら。それを見ていた「いよいよ始まるぞ」という気持ちになってきました。

スタートの列に並ぶ
スタートの列に並ぶ

スタート地点の佐和田に着くと、少し歩いて昨日自転車を預けた体育館へ。
心配していた混乱もなく、佐渡汽船の人が言っていたようにスムーズに自転車を取り出せました。
ただここでトイレを済ませておこうと列に並んだら結構時間を食ってしまい、表に出てみるとすでにAコース組はスタート地点に向かっているとの事。やばい。
慌ててAコースに参加するもう一人(Uさん)と一緒にスタート地点へ。

スタートの列に並んだものの、Aコースだけで1500人くらいいるのでスタートラインはまったく見えず。どうやらかなり後ろの方になってしまったみたいです。
先頭の方では何やらスタート前のセレモニーで盛り上がっている様子ですが、こちらは静かにスタートを待ちます。

いよいよスタート
いよいよスタート

徐々に列が動き出して6時7分、ようやくスタートラインを超えました。
すぐに5~6人ほどの小集団が作られ、比較的落ち着いたペースで進みます。
しばらくすると細かいアップダウンが出てきますが、それほどきつい坂はありません。むしろ少し登っては下るのがちょうどいいアクセントといった感じ。まだまだ余裕です。

沿道では地元の人達が「がんばれー」と声援を投げてくれるので手を振って応えます。
思えば普段走っていて声援を受けることなどほとんどなく、たまーに車の中から子供が手を振ってくれるくらいですが、ここでは子供からおばあちゃんまで至る所で多くの人が応援してくれます。応援されるのがこんなに嬉しいものだとは。

相川AS
相川ASに到着

わかめソバ
わかめソバ

小集団のまま快調に進んで20km地点にある相川AS(エイドステーション)に到着。ここでは名物の「わかめソバ」をもらえます。おいしくて何杯でもいけそうでしたが後続のために一杯に留めておき、補給食として持ってきたパワーバーを半分かじる。おいしいソバの後でこの宇宙食みたいなのは辛い・・・。
一緒に走ってきたUさんが「もう全行程の10分の1かぁー」と言っていましたが、「もう」というよりむしろ「まだまだ」では・・・。プラス思考って大事ですね。

Z坂
Z坂が見えてきた

Z坂中腹からの眺め
Z坂中腹からの眺め

二つ目の入埼ASを過ぎ、いよいよ前半のヤマ場である「Z坂」が見えてきました。
おお雑誌で見たのと同じだ。確かにZの形をしてます。
最大斜度11%で、長さはそれほどないですが中盤から地味にきつい。自転車を押している人もいます。
淡々と登って最後はダンシングで何とかクリア。ふぅ~。

大野亀
大野亀

Z坂を越えてしばらくすると、大野亀の絶景に見とれる間もなく第二の難所である大野坂に入ります。
これまた結構きつく、長さ・斜度ともにZ坂をもう一回登っている感じ。ここも無理せずマイペースでクリア。
その後は平坦基調で、100km地点の両津ASまでは海岸沿いのフラットな道が続きます。
ここでうっかり40km/hの快速列車に乗ってしまい、両津まで景色を眺める余裕まったくなし。
一緒に走っていた人達も「これじゃレースだよ。。」とこぼしていました。どうやら先頭付近では屈強な人達が集団を引いていた模様。

はじき野ASで補給
両津ASでもらった水とお弁当

両津に停泊中の掃海艇「あわしま」
両津に停泊中の掃海艇「あわしま」

ガトリング砲
ガトリング砲

佐渡名物「鬼太鼓」(おんでこ)</span>
佐渡名物「鬼太鼓」(おんでこ)

結局両津ASに着いたのは10時10分。制限時間は12時半なのでだいぶ余裕がある事がわかり、ちょっと長めの休憩をとることにしました。
ASのトイレに並ぼうとすると、『海上自衛隊のご好意により男性用トイレを貸し出してくださっていますのでそちらもご利用下さい』とのアナウンス。これはもしかして停泊している船に入れるということ?
試しにUさんと行ってみると本当に中のトイレを貸してくれました。これは結構貴重な体験かも。
ふとUさんを見ると艦内の設備や砲台を間近で見て非常に興奮している様子。軍事マニアだったんですか・・・。

小一時間ほど休んでから、後半戦の残り110kmを走り出しました。
ちなみに前半走った島の北部を「大佐渡」、これから走る南部を「小佐渡」と呼ぶようです。

素浜海岸
素浜海岸

島の内陸部を抜けて佐和田へ戻るBコースとの分岐を過ぎると途端に人が少なくなったように感じました。
集団を作ろうにも周りに2、3人しかいないという状態。景色もあまり変わり映えしないし、単独で走っている時間が長いのでつい集中力が途切れそうになります。
しかし162km地点の小木ASを過ぎてからは再び連続して坂が登場。二つ目には短いけれども最大斜度15%というコース中最も急な坂が現れます。
正直ここはかなりきつかったです。後でUさんに聞くと前を走っていた人が全員自転車を降りて「総崩れ」になったらしい(笑) 自分も降りちゃおうかな・・・と思ったがやはり思い直して登り切ったとの事。

180km地点にある素浜ASを出発するとすぐに最後の難所、高低差180mと100mの登りが始まります。
この辺ですでに自分の最長距離を超えてきているというのにまだまだ坂が出てくるとは・・・。とりあえず腹をくくってせっせと登る。しかし意外なことにまだ脚が残っている感じで結構調子よく登れました。内房レーシングの房総センチュリーランのおかげかな?

最後はゴールまでの10kmを十数人の集団で目指しました。
やっと終わりだという気持ちと、もう少し走っていたいという気持ちが微妙に混ざって(でも比率は8:2くらい)複雑な気分。
既にゴールして自走で戻ってくる人達と何回かすれ違い、いよいよゴールが近い事がわかります。
そして16時17分、ついにゴール!

続いてUさんもゴール。お疲れ様!
続いてUさんもゴール。お疲れ様!

ゴールに向かう直線に入ると、「○○さん、おかえり~!」とフルネームで場内アナウンスしてくれます。
これは事前に知らなかったので自分の名前を呼ばれた時「えっ」と驚き、すぐに嬉しさがこみ上げてきました。心にくいサービスですね~。
最後はバンザイゴールでフィニッシュしました。

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今回初めて佐渡ロングライドに参加してみましたが、感想としては非常に良かったです。
まず道が走りやすいという点。信号は数えるほどしかなく、たまにあっても交通規制を敷いて常時通れるようになっていたり、車が進入できないようにしている区間もあります。
地元の人の理解とボランティアの方の協力あっての事でしょうが、ここまで走りやすい環境はそうそうないと思います。

また沿道の応援も嬉しい。途中、子供たちが手のひらを見せて待ち構えていました。何かと思ったら「タッチして」という事らしいです。こんな素朴なやり取りにも癒されます。
そして何より210kmという距離の走り応えあるコース。ただ単に平坦な海岸線を走るだけではなく適度なアップダウンがあり、かといって初心者でもリタイヤせず走りきれるくらいのバランスのよさ。

こうして挙げてみると人気のイベントなのも頷けますね。
あとはやっぱり晴れてくれたのが嬉しかったです。CYCLING TIMEの記事によれば、地元の人の間ではこの時期の佐渡は雨が降らない事で有名なのだとか。去年、一昨年と雨に降られたのは「例外中の例外」なんだそうで。

また来年、もし行けるなら行きたいと思います。

でかしました

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  1. 2008/05/23(金) 00:54:04|
  2. イベント・レース
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  4. | コメント:2
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やあお疲れ様
完走おめでとうございます。
ほんとうに「でかしました」ね
天気も最高。走りも最高。気分も最高。良かったですねえ。
  1. 2008/05/24(土) 07:28:27 |
  2. URL |
  3. nebaneba #-
  4. [ 編集]

>nebanebaさん
ありがとうございます。佐渡は本当に楽しかったです。
走り終えてしばらくは「当分自転車はいいや・・・」という感じでしたが、数日経つとまた佐渡を走りたいと思い始めました。
nebanebaさん今回は残念でしたがぜひ来年はいい天気の下で走って下さい。
  1. 2008/05/24(土) 10:20:42 |
  2. URL |
  3. puyan #kY8WcqRU
  4. [ 編集]

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