タイトル

やっちまいました。

先週、URCの夏合宿で北軽井沢を走っていた時の事。
初日の野反湖往復、二日目の渋峠ヒルクライムも無事に終えた帰り道、宿まであと1時間ほどというところで「それ」は起きました。

場所は嬬恋村の県道で、行きにも通った見通しの良い直線道路。坂を下り切ってすぐに長い登り返しがあります。皆勢いをつけて登ろうとスピードを上げるところです。その時の速度は45km/hくらい出ていました。
坂を下り切ってペダルを踏み込み、登り始めてすぐのあたりでグレーチング(排水溝の蓋)があるのが見えました。通過する直前、右前方に2cmくらいのアスファルトとの段差があるのが見えたので、右手で指差して後続に合図しました。

そこから数分間は記憶がありません。

気がつくとなぜか道路に座り込んでいる自分がいて、心配そうな顔がいくつも覗き込んでいました。おぼろげながら「落車したんだ」と理解したものの、まだぼんやりとした状態。(後で聞いた話では呼びかけても反応がなかったり、同じ事を何度も言っていたらしい・・・怖!)
自転車の様子を見ようと立ち上がろうとしたら慌てて止められました。傍らに置いてあったヘルメットの後頭部がバックリ割れているのを見つけ、「大変なことになってしまった」と考えているうちに救急車が到着。チームの方が一人付き添ってくれました。

人生初めての救急車。救急隊員の方がいろいろ質問してきます。
「今日は何月何日かわかりますかー?」「えーと8月の2か3・・・」
「ここはどこだかわかりますかー?」「うーん軽井沢のあたり・・・」(←人任せなのであんまり把握していない)
イマイチな受け答えだったにも関わらず「意識は明瞭」と救急隊の人が報告していました。

病院に着くとすぐにレントゲンとCTスキャン、その後擦過傷の治療を受けました。
擦過傷の治療は最新式(?)のラップ療法。顔2箇所と首と肩の計4箇所の傷口を水で洗い流し、透明なセロファンのようなものを被せる方式でした。
どの傷も体の左側面だったので、左側を下にして道路を滑ったっぽいです。

幸い脳については出血などの異常は見られないとの事。また右膝は靭帯損傷の疑いがあるとの事で、帰ったら整形外科の診断を受けるようにと紹介状をもらいました。その時点では少し痛みはあるけど何とか歩けるくらいの状態。
頭を打っているので念のため1日入院して様子を見ますかと聞かれましたが、自宅からも遠いことから戻って静養しますと伝え、帰宅する事に。会計を済ませて外に出るとチームの人たちが待っていてくれました。

後日の診断では、右膝は「後十字靭帯損傷」とされましたが、前十字靭帯に比べると程度は軽いそうで手術の必要はないそうです。今は普通に歩けています。
また擦過傷についても傷は浅いため、大きな跡が残るような心配はなさそう。

事故の原因ですが、どうやらグレーチングの隙間に前輪が挟まって前転したようです。先に体が前方に投げ出され、その後自転車が道路脇の草むらまで飛んでいったとの事。またちょうどその時対向車も来ていたらしく、投げ出された方向がもう少し右側だったら・・・と考えるとゾッとします。
本人はその瞬間の事をきれいさっぱり忘れているのでトラウマ的なものはないのですが、後ろで見ていた人にはさぞ恐ろしい光景だったと思います。

ちなみにフレームは全損。後で見たらトップチューブとダウンチューブがぐにゃりと折れ曲がっていました。相当な力がかかったようです。
こういう時はフォークが折れるのかと思いましたがそちらは無傷でした。
そのほか、ニュートロンの前輪もリムが歪んでダメ、ヘルメットは割れ、ウェアは上下とも背中がビリビリ破け(レーパンなんか3回しか履いてないやつ)、買ったばかりのサングラスも左レンズが傷だらけ。
でもこれらが全て自分の身代わりとなってくれたんだと思うとただただ幸運だったとしか言いようがありません。

マスターXライト
折れたフレーム

割れたヘルメット
割れたヘルメット

またチームの方々にも、事故後の迅速で適切な処置や、炎天下の中1時間以上も現場で待機していてくださった方々、病院に付き添ってくれた方など色々お世話になり、感謝しきれません。
今度会った時にちゃんとお礼を言っておかねば。

今後ですが、とりあえず1台しかないロードがなくなってしまったのと、右膝が完治するまで無理はしない方がいいだろうという判断から、しばらくは乗るのを控えようと思います。
ここ最近は良い感じで練習できていたので、この調子で修善寺のレースに臨みたかったのですが・・・こうなってしまった今はしっかり休むことが先決ですね。
いずれNewフレームで復活できたらいいなと考えてはいますが・・・。納期や予算の問題もあったりするので、取り急ぎNewならぬ「旧」フレームになる可能性大かも。

峠からの眺め
最後に登った渋峠からの眺め。またいつかここを登りたい
【走った記録】カテゴリーの記事

  1. 2008/08/06(水) 22:33:23|
  2. 走った記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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全損に近い状態の中で怪我の程度もまずは安心ですが
お見舞い申し上げます
先ず命大切。家族大切
バイクはまた稼いで良いのを買いましょう。
  1. 2008/08/07(木) 06:07:23 |
  2. URL |
  3. nebaneba #-
  4. [ 編集]

>nebanebaさん
ありがとうございます。本当にこれだけのケガで済んだのが奇跡的だったと思います。
大切にしていたフレームが使えなくなってしまったのはとても残念ですが、代わりに命が助かったということで今は感謝の思いが強いです。あとヘルメットの重要性も身をもって理解しました。
Newバイクを買えるのがいつになるかわかりませんが、また楽しく乗れたらいいなと思います。
  1. 2008/08/07(木) 11:21:00 |
  2. URL |
  3. puyan #kY8WcqRU
  4. [ 編集]

お見舞い申し上げます。
拝読して少々動揺しています。
…でも本当にまずは身体が大事ですね。
私自身、土曜日にネコを避けようとしてひどく落車しました。
バイクは傷んだけど…身代わりになってくれました。
残念だけど形あるものはいつか壊れてしまいます。

ブログ、楽しみにしてます。
  1. 2008/08/07(木) 21:04:21 |
  2. URL |
  3. パル #-
  4. [ 編集]

>パルさん
ありがとうございます。
パルさんも落車されていたんですか。お身体は大丈夫でしたか?
>残念だけど形あるものはいつか壊れてしまいます。
ほんとにそうですよね。長年連れ添った「相棒」がそうなるのを見るのは辛いですが・・・。
でもやっぱり、替えがきかないのは身体の方ですし、何とか無事であった事を喜びたいと思います。
  1. 2008/08/08(金) 02:11:07 |
  2. URL |
  3. puyan #kY8WcqRU
  4. [ 編集]

うーわ、あ~ぶなかったなぁ。
マジで気をつけなさいよ
ほどほどにね
  1. 2008/08/18(月) 23:43:49 |
  2. URL |
  3. watanpo #-
  4. [ 編集]

>watanpo
おおー久しぶり!心配かけてすいません。
慌てず・焦らず・よそ見せず。しっかり前見て安全運転。でいきます。
  1. 2008/08/19(火) 01:00:27 |
  2. URL |
  3. puyan #kY8WcqRU
  4. [ 編集]

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