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バイシクルトレーニングブック(BTB)を買ってみた

バイシクルトレーニングブック

竹谷賢二 著・バイシクルトレーニングブック。
ちょっと気になっていましたが、この間のチーム練でMIKさんにおすすめされた事もあり購入しました。

ちなみに自分が持っている自転車のトレーニング本というと何年か前に買ったC・カーマイケル「ミラクルトレーニング 7週間完璧プログラム」のみ。
「ミラクルトレーニング」はトレーニングの組み立て方とか公道の走り方などためになる部分もあります。が、やはりあのランス・アームストロングのコーチが書いたという事で、ホビーレーサーにはちょっとそれは無理だろ(8~10時間は寝なさいとか)というような点も多く、参考にしつつもエッセンスを取り入れるという感じの読み方でした。

「BTB」を一読した感想は、まず非常に体系立てて書かれているなという事。
「心技体」の相互関係から始まり、メンタルの重要性、スキルを磨くためのセッティングとドリル、そして本題のトレーニングの前には運動生理学の基礎にかなりのページが割かれています。
ここまで体系立てて書かれた自転車本は今までなかったのでは。

もう一つ印象的だったのは、「こうすべき」とか「あれもこれも全部やれ」という一方的押しつけ講義ではなく、フォームにしてもトレーニング方法にしても自分自身に最適なものかどうかを主眼としている事。
本文から言葉を借りれば「自分自身の制限要素が解消するならば何をしても"当たり"」、つまり今自分に足りないものを把握するところから始まり、それを補完するためのメニューを組み立てていくという流れです。
そのための手法としてゾーントレーニングを詳細に解説していますが、中でもゾーンの効果関連図は何をすればどの能力が鍛えられるのかが一目瞭然でとてもわかりやすい。

あと、個人的には「重心」について今までほとんど意識していなかったのが、これを読んで少し考えが変わりました。
下りでは前、登りでは後ろに重心がずれる、ダンシングでは上下前後左右に重心がブレる。じゃあどうしたらいいのかというと当然重心位置を補正してやる必要があるのですが、読むと自分がいかに適当にやってきたかがよくわかりました(むしろ逆の事をやっていた)。
固定ローラーを使った手放しダンシングのドリル・・・やってみたけどマトモにできません(泣)。ダンシング苦手なのはこの辺りに原因があるのかー。

それから、心拍計とパワー計について。
この本を読むまで、何となくパワーメーターを前提としたトレーニングの本かなと思ってましたが(世の中のトレンド的に)、実際はどれも心拍計さえあればできるメニューで、より上級者向けにパワーメーターの使用を勧める記述があるのみでした。

自分自身で言うとパワーメーターは持ってないのですが、その効果は(周りを見て)十分わかっているので、1年前くらいからは心拍計を使いつつも心拍ではなくケイデンス・速度を見ながらローラーで負荷を維持する疑似パワートレーニング的な事をやっています。
ですが、心拍ベースだとその日のコンディションに応じて負荷をコントロールできるというメリットもあるので、低強度~中強度くらいまでなら心拍を見ながら行うのも有効かなと思いました。

全体としては非常によくまとまっていて、自転車トレーニング本の決定版ではないでしょうか。
何となくオフモードでだらだら過ごしつつある今、これを読んで今後の練習に生かしていければいいなと・・・。
ま、でも本を読んだから強くなるという訳でもないので、まずはメンタルを高めて乗らないとなあ。
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  1. 2011/10/16(日) 17:49:35|
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