三連休はなかなかまとまった時間がとれず、すきま時間でしょんぼりとローラーのみでした。
修行僧のようにひたすらメディオ。メディオだけでトータル110分。
チーム練には行けなかったけど、チーム練のきつい感じを想像しながらしっかり追い込む。
今月末のレース、どうだろうなあ。何とか最後まで着いていきたいけれど。
ところで自分はパワーメーターを持ってません。が、興味はあります。
最近になってパイオニアやROTOR POWER CRANKSの情報も出てきて、買うならやっぱりクランク型がいいなと(実走では好きなホイールを使いたい/ローラーでは専用タイヤを使いたい/主に乗るのは1台のみ、という理由から)思っていたのですが、いかんせん高い。
そこへ突然現れたのが「StageONE」。
Stages Cycling StageONE power meter – Interbike 2012(Bikeradar.com)
左クランクに最初からひずみセンサーが接着された状態で販売されるというユニークなもので、重量はわずか20g増。
シマノ、SRAM、キャノンデールのクランクに対応し、ROTORでネックとなりそうだった170mm未満のクランク長にも対応。カンパ用はなし。
ANT+、Bluetooth対応で、電池交換も自分でできる。電池はCR2032、寿命は200時間以上。
パワータップとの出力比較は、リンク先記事のグラフに見られるようにほぼ同じ値を示しています。(青い線がStageONE、赤い線がPT)
ただし、片側で計測したパワーを独自アルゴリズムによりトータルパワーに変換するため、左右のバランスを見る事はできません。また、乗り手の左右の出力バランスが均等であると仮定した値なので、偏りが大きければ誤差も大きくなりそう。
しかし何と言っても魅力的なのはその価格で、Dura-Ace 7900だと$899。左右セットなら$1,299。
Quarq CinQoとかROTORの価格を見た後だと非常にリーズナブル!に見えてしまいます。(もうこの時点でどこか感覚がおかしい)
パワーメーターもついに価格破壊か。
ちなみに左右セットと言っても両方にセンサーがつく訳ではなく、左側のみです。
2013年1月にBMXやトラック用のクランクも含めて14モデルが展開されるそう。いずれもアルミクランクのみ。
カーボンクランクがないのは、コンポジット構造に関連したヒステリシスの固有の問題のため・・・と、何を言っているのかわかりませんが、要はカーボンだと変形に対して元に戻ろうとする力が正確に測定できないという事かな。なのでカンパには対応していません。
もう少し待てばいろいろ情報が出てきそうなので、とりあえず来年まで様子見で。
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- 2012/09/20(木) 01:32:20|
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