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Golden Cheetah3.5でStrava同期がうまく動かなくなった時の対処法

おなじみGolden Cheetahですが、バージョン3.5からStravaとの自動同期機能が追加され、簡単にStravaのアクティビティを取り込めるようになりました。

参考:Golden Cheetah 3.5でStravaとの自動同期ができるようになった

この機能は非常に優れものなのですが、最近ひとつ問題が。
なぜか、Stravaと同期しても取り込んだデータが空っぽになってしまう。

GC3.5

StravaのURLに"/export_tcx"(TCX形式でログをダウンロード)や"/export_original"(FIT形式で以下略)をつけて一旦ログを保存し、マニュアルモードでGolden Cheetahに取り込めば普通に見られるので、どうやら同期機能の問題っぽい。

困っていたらまささんから情報をいただき、修正版がリリースされたとのことで早速ダウンロードしてみました。
修正版(v3.5-DEV1903)はhttps://github.com/GoldenCheetah/GoldenCheetah/releases/tag/v3.5-DEV1903" target="_blank" title="ここ">ここから入手できます。(画面の一番下にあるインストーラをダウンロードして実行)

起動してStrava同期を試してみると……

GC3.5dev1903

おー!ちゃんと全部のデータが取り込めてる。
よかったー。
(取り込みをやり直したい時は一旦ログを消してから再同期すればOK)

ちなみにちょっとマニアックな話になりますが、不具合の原因は、StravaのIDが「21億4748万3647」を超えたため。Golden Cheetah側では取り込み時にStravaIDをint型という整数の入れ物に入れるようプログラムされていて、その最大値を超える数が入ってきたのでエラーで処理が落ちていたのが原因でした。
21億ってみんなどんだけ走ってんねん。

最新バージョンではおそらく922京くらいまではいけるはずなので、当分は大丈夫かと思います。

  1. 2019/02/28(木) 20:29:33|
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Golden Cheetah 3.5でStravaとの自動同期ができるようになった

Golden Cheetah3.5 Development Release

(※設定手順に抜けがあったので一部書き足しました)
(※Golden Cheetah3.5 RC1でStravaと同期できない不具合が発生中です。詳細はこちらを)


Golden Cheetah 3.5のDevelopment Releaseが公開されました。
Development Releaseは正式版に先立ってリリースされるベータ版的なもの。なのでもうしばらく待てば動作も安定した正式版が出てくるはずですが、新機能を見てみたかったのでインストールしてみました。

Golden Cheetah Version 3.5 Development Build 1810

・ インストール方法
「Development Releases」の下のリンクをクリックするとダウンロードページに遷移するので、自分の使っているOSに合わせてインストーラーを落とします。
例えばWindowsの64bitなら「GoldenCheetah_v3.5-DEV1810_64bit_Windows.exe」を選択。
インストール先は既存のGolden Cheetahとは異なるフォルダを指定しておくと安全です。

とりあえず起動してログを取り込んでみました。
いくつか細かい変更点はあるようですが、個人的に一番嬉しかったのは何といってもStravaとの自動同期。
以下、簡単に設定方法を説明します。

・ Stravaとの自動同期設定手順
まず[ツール]メニューから [オプション] > [アスリート] > [Accounts] を選択。

option

画面右下にある「+」ボタンを押す。

+button

サービスタイプを選択する画面になるので、「Activities」をクリック。

service_type

アカウントタイプから「Strava」を選んでクリック。

account_type

以下の画面で「Authorize」ボタンを押す。

service_credentials

Stravaの認証情報を入力してログイン。

strava auth

Stravaと連携するか聞いてくるので「Authorize」ボタンを押す。

authorize

以下のメッセージが表示されるのを確認したら、[次へ]。

successful

この画面では[Sync on startup]にチェックし、それ以外はそのままで[次へ]。

service_settings

次の画面で[完了]を押して設定完了。

これで次回以降、起動時にStravaからまだ同期されていないアクティビティを自動的に探して取り込んでくれます。

auto sync

また、Stravaから自動取り込みではなくログを選んで取り込むこともできます。
[Share] > [Synchronize Activities] > [Strava]を開いて、表示されたログにチェックを入れて[Synchronize]ボタンを押すと個別に取り込めます。

share menu

これで、今までStravaのアクティビティ画面でURLに「/export_tcx」をつけてログを落としてからGolden Cheetahに取り込んで……とか毎回やっていたのをやらなくて良くなりました。
とても楽!
まあTraining PeaksやXertなど他の有料解析サービスではとっくに実装済みの機能なのですが、無料のソフトでここまでやってくれるのは素晴らしい。

その他、細かいところでは実走とバーチャルライドを区別して表示してくれたりなども。

virtual ride

これまでのリリースを見ると、正式版ではさらに多くの機能が追加されると思われるので今から楽しみです。

  1. 2018/10/05(金) 19:13:46|
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Golden CheetahのCPグラフで自己ベスト達成率を見える化する

おなじみのGolden CheetahのCPグラフ。

CPグラフ

過去の最大パワーとは別に、指定したアクティビティでの各時間単位ごとの最大パワーについても赤い線でグラフ化してくれます。
しかし、このグラフから「時間帯ごとに自分のベストに対してどれだけパフォーマンスを出せたか?」を読み取ろうとすると意外と難しい。

CPグラフとアクティビティグラフが近ければ近いほど良いパフォーマンスが出せたというのはわかるのですが、互いに曲がりくねったライン同士の距離を見比べるのは直感的でないし、仮にベストを更新できたとしてもそれが「何分から何分までなのか」を読み取るのは至難の業。
もっと均一に全体を見渡せるようにはできないものか。

……と思ったら、ありました。

マウスカーソルを画面上部の「CP」の辺りに持っていくと、こんな隠しメニュー(?)が現れます。

隠しメニュー

ここで、「Percentage of Best」にチェックを入れると、

達成度グラフ

このように、自己ベストに対する達成率が一目瞭然。
ちなみにここで注意が必要なのは、このグラフの軸は左側のワットではなく右側のパーセンテージであること。決して1分1400W出た訳ではありません(笑)
逆に言うとこのグラフでは実際の出力値はわからないので、出力値を見たい場合はチェックを外して通常のCPグラフに戻しましょう。

アクティビティ内で自己ベストを更新するとグラフは上限に張り付くので、何分何秒から何分何秒までの時間で更新できたのかも簡単に調べられます。

100%

ところで、もう一つの「Show Heat」にもチェックを入れてみると、

show heat

こんな曲線面グラフが追加されました。
これは過去のアクティビティ(CPグラフの日付範囲と同一)のうち、「自己ベストに対して上位10%以内のパフォーマンスを出せたアクティビティ数」を示します。

つまり、ベストに近い強度を何度も出している時間帯とそうでない時間帯がわかると。ここから得られるのは、自分の好みやコースなどにより、「得意な時間帯ばかり熱心にやっていてそれ以外がなおざりになっている」(←自分で書いてて耳が痛い)という事実。
このグラフがへこんでいるところこそ重点的に鍛えていかないと、いつまでも苦手分野をつぶせないかもしれない。

ただ、別の見方をすれば、突出した記録を持つ時間帯は上位10%に入りにくいのであまりやってないように見える、というのもあるかも。
自分の場合だと、3年前にどこかの坂でトチ狂って1分584Wというのを出して以降、それに匹敵する記録をさっぱり出せていないのでグラフ上では全然やってないように見えますが、1分前後は割と日常的にやってたりします。

なので多少イメージとのずれはありますが、それでも自分の傾向が可視化できるのは意外な(いや、順当な?)発見があってなかなか楽しいもの。
CPグラフは他にもいくつかパラメータがあるので興味のある方はこちらをどうぞ。

  1. 2018/05/18(金) 12:50:18|
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XertのAdaptive Planner

Xertのトレーニングアドバイザー機能がさらに進化し、明日やるべきトレーニングメニューを自動的に作成してくれるようになりました。
トレーニングアドバイザー機能についてはこちらを。

今回追加されたのはAdaptive Plannerという機能。ざっくり言うと計画(目標レースから逆算したフェーズ)と実績(フィットネス/疲労度)に基づいて、指定した日付にやるべきワークアウトを提示してくれるというもの。

カレンダー画面を見ると、明日以降の枠に下のようなメーターのアイコンが追加されています。
これを押してみると……

automatically create recommended workout

こんな感じでおすすめのワークアウトをいくつか提示してくれます。(チェックがついたものを提示してくれるが変更も可能)

recommended

すごいのは、ここに出てくるワークアウトは以下の条件がちゃんと考慮されていること。

・現在のフェーズとトレーニングレベルを基に進捗度合いを見て、XSS(※TSSのような指標)が足りなければその分を補える負荷のものが選ばれる
・疲労度やフィットネスに応じて負荷が調整される(疲れている時、フィットネスが下がっている時は同じメニューでも軽い負荷になる)


要するに「今の自分」にとって最も適切で無理のないメニューを提示してくれるわけです。

ワークアウトを選んだら「Save」を押すと、明日のカレンダーに計画として登録できます。
この時、自分がよくワークアウトをする時間をデフォルトに設定しておくと、その時間で登録されるので便利。

usual activity time

で、ここまで書いておいて何ですが、実はXertのスマートワークアウト(固定された時間ではなくMPAの変動値でラップ管理される)ってまだ一回も試したことがありません。やろうかな、と思っているうちにZwiftに移行してしまったので(笑)
やるなら完全にXertの管理下にどっぷり入ってしまうくらいでないと、トレーニングアドバイザー機能も生かし切れないかな、と。

個人的な希望としては、Adaptive Plannerの範囲をさらに広げて、Xertのワークアウト以外にも過去に自分が記録した実走データやローラーメニューからおすすめを提示してくれると嬉しい。
「○月○日にやったメニューがおすすめ」、とか、「明日はおはサイに行け」とか(笑)

現状、StravaのデータはすべてXertにも同期させているので、AIを使った過去データからのリコメンドは可能なはず。
あ、そういえばStravaで思い出しましたが、予告されていた通りStravaからXertへのデータ同期はいちいちボタンを押さなくても勝手にやってくれるようになりました。

xert planner

以前は画面の上の方に「Strava sync」というボタンがあったのですが、既になくなっています。
これも毎回押す必要がなくなったので便利になったところ。

だんだんXertの進化に自分が追いつけなくなってきていますが(笑)、こちらからは以上です。

  1. 2018/05/15(火) 19:14:07|
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Xertのトレーニングアドバイザー機能

最近気づいたのですが、Xertにトレーニングアドバイザー機能が追加された模様。
ログインして「My Fitness」画面で「Training」を選ぶと、以下のように現在のトレーニング状況に応じたアドバイスが表示されるようになりました。

Xert Training Advisor(全体)

以下、順に説明します。
まず①ですが、ここには「現在のフェーズ」と「改善率」、トレーニングスコアの過不足と必要なレスト日数が表示されます。

Xert Training Advisor(Today's advice maintenance)

「現在のフェーズ」は②のカレンダー(下の方にある図の青い枠)から目標レースの日を指定すると自動的に決まります。目標レースまでの120日で、最初の45日をベースフェーズ、次の45日をビルドフェーズ、最後の30日をピークフェーズ、1週間前からをテーパー期間として、現在どのフェーズにあるかが表示されます。(上の図だと"Peak")

「改善率(Improvement rate)」(上の図だと"Maintenance")、は「トレーニングレベル」とでも言い換えた方がわかりやすいかと思いますが、どの程度の強度でトレーニングを行うかを10段階に分けて指定できます。(逆に言うと現在のフェーズは教えてくれるけれども練習強度まで自動で決めてくれる訳ではない)

これは表示されているレベルをクリックするとプルダウンで自由に変えられます。下にいくほど強度が高い。

Xert Training Advisor(Today's advice_pulldown)

例えば"Maintenance"だと6週間後にFTPは変わらないけれども、

Xert Training Advisor(Training Data Maintenance)

"Moderate-1"にすると4W (レース当日なら1W) の向上が見込める、といった具合。

Xert Training Advisor(Training Data Moderate-1)

さらにこれを変更すると、①のアドバイスでトレーニングスコアの過不足や必要なレスト日数もリアルタイムで変わります。(MaintenanceからModerate-1にすると、129XSSの余剰から42XSSの余剰に、レスト日数は3.4日から1.1日に変わっている)

Xert Training Advisor(Today's advice moderate-1)

また、③では現在おすすめのワークアウトが提示されます。

ちょっといじってみた感想としては、相変わらずのFTP過大評価が気になるものの(笑)、目標レースを入れるだけで自動的にフェーズがわかり、あとはそれに応じたトレーニングレベルを指定すれば今の状態が足りないのか多すぎるのかが明確に数値化されるので、進捗管理ツールとして十分使えそうな気がしました。
(ただ、そのためにはStravaなどからアクティビティ同期をしてデータの抜けがないことが前提)

それにしても進化の止まらないXert、タダで使わせてもらってるのが申し訳ない気がしてきた……。
  1. 2017/12/06(水) 12:44:48|
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